秘密
何も答えずにいると



どんどん海斗君の顔が近づいてきた




このままじゃ・・・・








「雪桜?」




あたしと海斗君の顔が触れる寸前で誰かがあたしの名をよんだ



その声の持ち主は




「隼人・・・」


「海斗・・・・か」




淳也が来たことで海斗君の体があたしから離れていく



「大丈夫か?」


『うん・・・』






あたしの無事を確認すると



淳也は海斗君を睨んだ





「どういうつもりだ?」


「どうって・・・僕も雪桜ちゃんが好きなだけだよ」






< 164 / 310 >

この作品をシェア

pagetop