秘密
二人きりになったあたしと淳也



すぐにはみんなのところへ帰らず



海辺を散歩することになった





「・・・だから言ったのに。気をつけろって」



ため息混じりに淳也が言う



『ごめん・・・』



「俺をそんなに心配させたいの?」



「ちがッ・・・ん・・」




否定しようと口を開いたら淳也があたしにキスした






「何?聞こえなかった」



そういいながらもあたしの唇をふさいでいる




『淳也の・・・いぢわる・・・』
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