秘密
そっと淳也に口付けをする




『大好き・・・』



「・・・・ん」




あ、淳也が起きちゃったみたい




「雪桜?」


あたしの顔に淳也の手が伸びる



あったかい・・・





『おはよ』



「うん、おはよう」






いつもと同じ優しい笑顔




『ところで、なんであたしの部屋にいるの?』



「あ・・・ダメだった?」



『んー・・・別にいいけど』




前だったら恥ずかしくって追い返したりしたかもしれないけど



今は違う




もっとそばにいて欲しい・・・
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