秘密

「僕さ、雪桜ちゃんっていいと思うんだよね」


「なッ・・・」





みるみるうちに


隼人の顔が焦りを映し出す




――やっぱり・・・か



やっぱり、隼人は雪桜ちゃんのことをなんらかで意識しているみたいだ




「クス・・・どうしたんだい?」



「~ッ。なんでもねぇ」





そう残して


隼人は部屋から出て行った




さて・・・ゲームの始まりだ


< 223 / 310 >

この作品をシェア

pagetop