秘密

「雪桜?」





その声に、僕も彼女も顔を上げた



「隼人・・・」


「海斗・・・・か」






来ちゃったか。



すごい険相で僕を睨む隼人



戻ろうとする二人に声をかける





「隼人」


「何だ?」



「僕、諦めないからね。絶対」






負け惜しみと言われたっていい。



でも、諦められないんだ。
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