秘密
「な・・・んでいん・・の?」


眠たそうに目をこすりながら聞く姿は


幼い日の淳也を思いだす



『何でだろうね?・・・今日、暇?』


「うん、仕事は夜だけだよ?」


『買い物行かない?』





ふぁーっとおおきなあくびをしてベッドから起きる



「珍しいね?俺とデートしたいの?」


ニコっと笑う


うーん、デートはしたくないけど・・・


そういうことでいいや!




『うん、だからいいでしょ?』


「しょうがないなぁ。その代わり、めっちゃ可愛くしてね」



『わかったぁ、またあとでねー!』




なんだか楽しいなぁ


久しぶりに淳也と二人でお出かけだぁ!


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