10年目の告白~愛バージョン
彼は
飲み残している私を置いて会計へ向かう。
“もっとゆっくり”
していたかった。
彼は帰り道を急いでいる。
私に気を使いながら
沢山の記憶を残してくれながら。
“帰りたくないのになぁ”
私は渋々席をたつと
彼の後を追って歩いた。
飲み残している私を置いて会計へ向かう。
“もっとゆっくり”
していたかった。
彼は帰り道を急いでいる。
私に気を使いながら
沢山の記憶を残してくれながら。
“帰りたくないのになぁ”
私は渋々席をたつと
彼の後を追って歩いた。