恋愛スキル
私はドキドキを抑えるのが大変なのに。
「なんか恥ずかしい……。
夢みたいで……。私……先生の彼女になれたんだよね……?嘘じゃないよね?」
「そんなに信じられない?」
ふと、先生の顔がゆっくりと近付いてくる。
私は爆発しそうなドキドキを感じながらも、近付いてくる先生から視線を逸らす事が出来なくて……。
もしかして……
もしかすると……
キス……される?
そう思った瞬間、反射的に瞳を閉じていた。