木蓮の涙
ただの夢なのになぜか
その場所もその女も知っている
そんな気がして
慌てて色々聞こうとするのに
2人に俺の声は届かない…
すぐに訪れる別れの時を
惜しむ様に見つめ合う
そして別れ際に
ほんの少しの会話を交わす
「必ず次の世でも
―――お前を見つけよう
どんな姿になろうとも必ず」
そう言って強く自分を刻み込む様に
抱きしめる
女は小さく頷き
男に背中を押され歩き出す
いつも、いつも
ただその背中を見送る
現実のようにリアルな夢
その場所もその女も知っている
そんな気がして
慌てて色々聞こうとするのに
2人に俺の声は届かない…
すぐに訪れる別れの時を
惜しむ様に見つめ合う
そして別れ際に
ほんの少しの会話を交わす
「必ず次の世でも
―――お前を見つけよう
どんな姿になろうとも必ず」
そう言って強く自分を刻み込む様に
抱きしめる
女は小さく頷き
男に背中を押され歩き出す
いつも、いつも
ただその背中を見送る
現実のようにリアルな夢