imitation love
「へぇー。そんな風に笑うんだー。」


関心したように純さんは言った。


「まあ、二人でゆっくりしていきなよ。千里。」


翔也さんと千里さんはそのまま部屋を出て行った。


「あ、ライダース脱ぐね。」


純さんはライダースを脱ぎタンクトップになった。


「その、タトゥーどうしたの?」


純さんの左腕には蝶のタトゥーをしていた。


「あぁ、これは自分自身の事。バンドやってるときにつまらないからさ。多分好きな人ができたらもう一匹やるかもね。と、君男の子でしょ?翔也さんから色々聞いているよ。」



「驚かないで下さいね。」



私はドレスの上部分を脱いだ。



「どうしたの?そのタトゥー。」



私は昔に彫った両腕のタトゥーを出した。



「私・・・・じゃなくて俺の過去なんですけどね。」




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