砂のような恋

そんなサッカー部を見ながら私は、小さい頃の事を思い出していた…

小さい頃良くお父さんと川原でボールを蹴ったり追いかけたりした事がある…

それでサッカーが好きになったのもある…

ぼぉーとしながらサッカー部の練習を見ていると、教室のドアが開いた…

そこにいたのは、龍哉だった…

「ごめん!!詩保、遅くなって…」

『大丈夫だよ!!先生と話してたんでしょ!!仕方ないよ!!でも、珍しいよねぇ~龍哉が一緒に帰ろう何て言う何て( ̄ー ̄)』

「そっそっそうか~」

『動揺してるし(ニヤリ)まぁ~いっか!!早く帰ろう』

そう言って、教室を出た。
龍哉と2人で帰るのは何年ぶりだろう…

小学校の時は、良く帰ってたけど、中学生になってからお互い部活やらで忙しいかったから、なかなか帰れなかった…

久々に肩を並べて歩いた…

龍哉とあると、癒されるような和むような感じがする…

< 10 / 48 >

この作品をシェア

pagetop