砂のような恋

龍哉とは、家が隣で小さい頃からずっと一緒にいた。
今は、私がおじさんの家にいるから、あんまり帰ってはいない…


龍哉は、何処の高校を受けたんだろう…??

『ねぇ~龍哉何処の高校受けたの??』

「内緒!!」

『えぇ~教えてよ!!』

「やだ!!」

『いいじゃん!!教えて』
「絶対に教えない!!」

『けっちぃー』

「けっちだもん☆」

龍哉は、そう言って教えてくれなかった…

何だか寂しいかった…

いつもだったら教えてくれる龍哉が教えてくれなかったからだ…

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