砂のような恋
卒業式
いよいよ中学校生活最後の日…
やっと中学校の生活とお別れが出来る…
私は、嬉しかった…
私は、先生に卒業式の1週間前から「卒業生代表の言葉」を頼まれていた…
卒業生代表の事で、緊張しながら教室に入った
席は、名前順になっていた
私は、自分の席に着いた時、前に誰かが立っていた…
私の名前の次の子だった
白石 彩乃(シライシ アヤノ)が私の前にいた…
彩乃は、私に言った
「中2の時はごめんね。私、ずっと謝りたくて…だけど、言えるチャンスがなくて…
詩保の顔見てたら、何か言いずらくて…
でも、卒業式までには謝りたくて…
本当にごめんね。」
私は、この子が中2の時にハブいていた事は、知っている…
1番仲が良かったから…