砂のような恋
私は、彩乃に笑顔で答えた…
舞台の真ん中に行きお辞儀をした…
『答辞 冬の寒さと共に少し暖かい寒さがやってきました。』
私は、次々と3年間の事を思い出しながら読んでいた…
最後になり私は、自分の事を書いていたのを読んだ…
『私には、親がいません…2年の夏に殺害されました。』
そうゆうと、後ろからざわめきがおこっていた…
だけど、私は自分が不幸ではないことを証明したかった…
『私は、そのせいでハブかれ、先生から変な目で見られたりもしました。
最初は、凄く嫌でした。親がいなくなって自分は1人きっりでそのうえに友達までいなくなって…
そのせいで私は人を信じる事が出来なくてしまいました。みんなの前では明るく振る舞っていたけど、どの先生を信じていいのか、どの子を信じていいのか分からなくなっていました。』