砂のような恋
私は涙を流しながら話した。
『 おじさんの家に預けられても正直気まずいし…
私は、不登校になろうと思ったし家出をしようとも考えました。
けど、それは出来ませんでした。
学校には行かないといけないし、おじさんの家には居なきゃいけない…
だからすることが出来ませんでした。
この際だから正直に言います。
私はリストカットをしました。』
その瞬間、ざわめきがやんだ…
『 お父さんとお母さんがいない生活何ていやだったから学校の屋上でリストカットをしました。
その時に幼なじみの龍哉が来て私のほっぺを叩いて言いました。
「お前が居なくなったら悲しむ奴が居ないとでも、思っているのか!!
お前のおじさんとおばさんは、お前に生きてて欲しいと思ってるんだぞぉ!!
おじさんとおばさんがくれた命を無駄にするなよ!!
辛い事があっても前を向いて歩き出せよぉ!!
そんで犯人を憎め!!」
その言葉で、私は目が覚めました。