砂のような恋

そう言って私は校長に礼をし自分の席に着いた…

隣の彩乃が泣きながら私に言った…

「詩保~めっちゃ良かったよ☆

私、感動しちゃった(涙)」

彩乃の言葉が嬉しかった…

ふと見たら周りにいる皆も泣いていた…

自分の言葉が皆に伝わった気がした…

少しでも、皆が私の気持ちを分かってくれたのならば、少しでも私みたいな人のことを思って欲しい…

そう信じてたい…
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