砂のような恋
高校生

入学式

謝恩会が終わり次の日…

私は、一人暮らしの準備と高校入学の支度をしていた…

いよいよ、この家とおさらばだ…

4月から一人で過ごして行く…

支度をしていると、おばさんが入って来て私の一人暮らしをする支度を手伝ってくれた…


おばさんは、私に
「詩保ちゃんごめんなさい…
私、詩保ちゃんに気付かない内に辛い思いをさせていた事ちっとも気付かないでいたわ…」


「私ね…詩保ちゃんに甘えてたの…詩保ちゃんは、なんでも自分で出来る子だから私の手なんかいらなくても、一人でやって行けるんじゃぁないか?って思っててね…でも、本当はそうじゃぁなかったのよね…
本当は、誰かに甘えたいのに甘えることが出来なかっただけ…それを気付いてあげられなくて凄く後悔してるの…

本当にごめんなさい」

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