wonder love


眠ることが出来ず、朝を迎えた。


もう、逃げない。


そして、光に思いを伝えるんだ。




「真友、今日、一緒に行こう?」


「えっ?」


「最後ぐらい、話しなよ。」


「私はいいよ。光の姿、見えないし。」


「大丈夫。行くだけ、行こう。逃げないで?」


「・・・分かった。」


私たちはあの木の下に向かった。

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