私が霊能力者!?
「『発動型』だ。」
「ふ~ん。でなんなのそれ?」
「厄介だと言っただろ!自分のことなんだからもっと関心を持て!」
「はい!すいませんでした!」
はぁ。なんであたし猫に謝ってんだろう…
「どう厄介なの?」
「ん?発動型は感情でものを壊す。とくに機械や金属類をな。
感情が高ぶったりすると家のものが壊れる。」
「お金かかるじゃん!」
「まぁ…そうだな。
とにかく!琴音は常に落ち着いていろ!」
「でも機械くらいなら平気じゃない?」
「っだめだ!琴音の場合!」
「なんであたしだけだめなのよ!?」
あたしは勢いよく雷丸の前に立った。