あたしの彼氏。




「ねぇ、奏。」



「ん?」



しばらくして、あたし達もカフェを出た。


そして今、家に帰っている途中。




「あたし、パシリじゃなくても、呼ばれたらすぐ奏のいるところに行くよ。


だから、パシリはやめてほしいな。」



「ん。わかった。」




こうして、あたしのパシリ人生は終わったハズだった。


でも…











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