私の声
休み時間、さっそくちーちゃんが話しかけてくれた。

「麻衣ちゃん、お昼一緒に食べない?」

「え、いいの?私なんかで。」

「もちろん!いろいろ教えてね!」

お昼は一人になるかと思ってたから嬉しいや。

それからしばらく喋ってたらチャイムが鳴った。

「お~い、麻衣ちゃん!」

席に戻ろうとしたらいきなり隣の人が手をぶんぶん振ってきた。
しかも「ちゃん」付けで

「な、なに?」

席にすわってから返事をした。


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