蝶の学園

そんなのただの思い過ごしだった。



私は寮に帰るまで、姫梨の話を聞いていた。



恋は切ない、そして…儚い。



姫梨たちのすれ違いはなんだったのかな？



｢好きすぎて…大ちゃんと話してる女の子にまで嫉妬しちゃう｣



でも姫梨は頑張ってその気持ちを押さえてきた。



だけど、何も知らない大樹くんは…――――