蝶の学園
「どうした?」



公tと井ノ原先生が私達を見つめる。



いつも大人しい亜紀が、涙を流した。



「李…優…?」



亜紀は血の海に飛び込む様に座り込み、崩れた。



「李優…、李優!!」



よほど李優と思い出があったんだろう。



亜紀は床を叩きつけながら泣いていた。











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