蝶の学園
私は杏津に声をかけようとした。



でもやめた。



杏津が求めていた人が来たから。



「由井、来い、」



そう言った杏津の求めている人、公tが下を覗き込んで、



「悠嘉も来い。」



それだけ行って、どこかへ行った。



ちなみにあたしは親の離婚が決まってて名字で呼びにくいらしく公tには、悠嘉って呼ばれてる。











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