蝶の学園
カタンッ



ピチャッ



あたしは、もう頭だけになりかけていた。



でも残酷なことに意識はあって、だから、意識がなくなる前に、先生に別れを告げた。



別れぐらい…自分で伝えさせて…?



愛しい人との別れぐらい、自分で挨拶をさせて?



「由井…?なぁ…由井…?」



何ですか?

先生…。



「嘘…だろ…?由……っ

杏津ぅぅぅぅぅぅ!!!!」











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