蝶の学園
「悠嘉って霊感あるの?」




「無いよ?

何で?」



「だってなんか聞こえたって聞くから…あるのかなぁって思って…」



姫梨は不思議そうな目であたしを見る。



「そんな訳ないじゃん☆」



そこは笑顔で流したけど、あの言葉が頭から離れなかった。



でもね、あの言葉はね、


本当に序章だったんだ。












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