蝶の学園
私は自分のクラスを知るために、掲示板に貼られたクラス表を見た。



「んーとぉ…F組?」



ここの学園は、H組まである。



それだけ入学希望者が多いんだ。



私は一歩進み、下駄箱に向かう。



「あの…F組分かりますか?」



話しかけてきたのは、セミロング位の髪の長さの女の子。



守ってあげたくなる感じの子。



「貴女もF組?じゃあ一緒に行こうよ!」



「良いんですか!?

えっと、私の名前は小野寺姫梨(オノデラキリ)です!
姫梨って呼んでください!」











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