addiction to you~恋はココから始まる~
「何で俺の名前知ってるんだ?」
「有名ですよ・犬みたいだって」
「何気に酷くない?」
雷は言った。
「そうだ、雷は何部に入ったの?」
「俺は、サッカー部だ」
「何か似合うね」
藍瑠は言いました。
そんな事を話しながら下校しようとしていた。
あと100mぐらいで門に到着。
その時、門の外に1匹の子猫がいました。
でも、トラックが来て猫は轢かれそうになっている。
「猫が轢かれちゃう…」
藍瑠は呟いた。
「……」
姫は無言で持っていた鞄を下に落して走った。
凄まじく速い。
あっという間に猫を助けた。
猫は姫の顔を舐める。
「くすぐったいですよ」
姫は笑顔で言った。