addiction to you~恋はココから始まる~
でも、姫には聞こえていません。
「如何したの?彗」
「何でもないよv」
姫に対する態度が違いすぎる。
「お前って…歌手の色恋 彗に似てるな」
レンは言いました。
「だって、本人だからね。この姿の僕の正体が判るんだ」
「本物の彗さんだ。この学園、有名人が多すぎだって」
頌歌は言いました。
「確かに、多いですね…日比谷先輩と常陸院先輩も有名ですもんね」
姫は言いました。
「でも、俺は桜先輩が1番好きです!先輩に会えて良かったです!それじゃ」
頌歌は何処かへ行った。
「面白い子でしたね」
「また、ライバルか…増えるな…」
緑は呟いた。
「何か言いましたか?」
「いや、何にも言ってねー」
「そうですか」
―学園長室―
書類をパラパラ見ている。
「クフフ…今回も、楽しい子が沢山ですね」
新入生の書類を見ているようです。
「特に…この子と…この子」
その書類には、頌歌とレンが写っていた。
「これから、楽しくなりそうですね」
静かに笑った。