addiction to you~恋はココから始まる~
背の高い者もそう思っている。
その者は、日比谷 煌紅。
人気モデルで俳優。
そして、煌紅の隣にいた者が足を踏んだ。
「いった!!何すんだ!霧々」
「足を踏んだ。そんな事も理解出来ないのか」
そう言った者は、常陸院 霧々。
煌紅の恋人。
「全学年、力を合わせていくよぉー」
凪斗がそう言うと皆は″オーッ″と叫んだ。
体育祭の練習が始まった。
競技は沢山ある。
「ムカデ競争って楽しそうですね」
「転んだら、巻き添えだぞ」
緑は言った。
「仲良しでいいじゃないですか」
ニコッと笑った。
「…//」
その笑顔を見て、顔を赤くする。
「でも、自分は笛ですからね」
「決まってんのか?」
「応援団長ですから」
姫はハッキリ言った。
「頑張れよ」
「はいっ」
緑は姫の頭を撫でた。
姫は本当に少しだめ顔を赤くした。
何で顔が赤くなったのかは、本人にも理解出来なかった。