addiction to you~恋はココから始まる~
「日比谷先輩…怪我してもいいんですか」
「大丈夫だ!上の奴が最強だからな」
「怪我してしまえばいいのに…」
霧々はボソッと呟く。
「霧々。今、怪我してしまえばいいのにって言っただろ」
「空耳だ。葛」
「あと、2人は如何しますか?」
姫は言いました。
「俺がやる、背が高い方が良いだろうからな」
「新川は今何cmですか?」
姫は訊きました。
「結構、伸びてんだぜ 180cmだ」
「あと1人は…」
「俺がやるか」
霧々は言いました。
「霧々は駄目だ!怪我したら如何すんだ!」
煌紅は必死になって言った。
「別に何もしない」
「ずっと残るかもしれないぞ!嫁に行けなくなってもいいのか」
「煌紅がいるから…大丈夫//」
かすかに、デレが出た。
「……//」
煌紅は無言で霧々を抱きしめる。