addiction to you~恋はココから始まる~


放課後になり、一同は四葉寮に帰った。


ロビーにはDクラスの面々がいた。


「あっvひーちゃんvあのねぇ~、僕のリレーの選手決まったんだよぉ」


凪斗は言いました。


「自分達のクラスも決まりましたよ、頌歌のクラスは如何ですか?」

「決まりましたよ。俺、選手になったんです」


頌歌は言いました。


「足が速いんですね」


姫は静かに言った。


「50m6秒台です」

「新川と同じですね」

「速いんだな、頌歌」


緑はそう言って、頌歌の頭を撫でた。


「あっ…俺を撫でない方が良いですよ」


その言葉を聞いて、首を傾げる一同。


「俺の兄貴達が凄いんです」


地鳴りがした。


「「頌歌ぁぁぁぁぁああああッ!!」」


叫びながらやって来る2人組。


「ウザイ、サン兄ィとケン兄ィ」


頌歌はハッキリ言った。


「しょーちゃんのお兄ちゃんって、燦と繭だったんだぁ~」


凪斗は言いました。




< 28 / 367 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop