addiction to you~恋はココから始まる~
「…貴方達もやりますか?」
自分で作るのだから危険は無いのが判る。
それに、凪斗のように成長等なら死ぬ心配はないだろう。
6人は学園長に招かれて、部屋に入った。
「最初にコレとコレを混ぜて、色が変わったらコレを混ぜれば完成です」
「簡単すぎじゃない?」
「そんなモノですよ」
ニッコリ笑顔で言ってるが、妖しさ100%。
信じて良いのだろうか。
でも、言われるがままに薬を混ぜていく6人。
そして、あっと言う間に完成。
「綺麗な色ですね」
透明な透き通る紫色。
他の皆のは色が違っていた。
「俺のは翡翠だな」
緑のは翡翠、彗は空色、鳳明は赤、小鳥はオレンジ、日向は黄色。
「その人に合った色になるんですよ」
学園長がそれぞれの色を見渡しながら言った。
だから、これは皆の色。
「コレはどんな効果があるんでしょう」
「試してみないと判りませんね」
「…じゃあ、いっせいに飲むぞ」
皆は頷いた。
緑が「せーの」と言うと、皆は一気に薬を飲み干した。
その時、6人の体付きが変わっていった。