addiction to you~恋はココから始まる~
stage7 誰もが嫌な物
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Dクラスの人々が集まって話し合いをしていた。
「えっとねぇ~、障害物競走の選手を決めたいんだぁ~」
凪斗の言葉を聞いて、2年生と3年生は止まった。
「如何したんですか?」
姫は訊きました。
「障害物競争は、体育祭で最も恐ろしい競技なんだ」
「有栖川のは恐ろしくなかったですけど…」
「ウチは、学園長が恐ろしくしたんだ…他の競技も大体そうだ」
「学園長が…(でも、有栖川の理事長は学園長で…)」
姫はそう思っていたけど黙っていた。
「さぁ、生贄は誰だろうねぇ~」
凪斗は笑顔で言った。
(((((笑顔で生贄って言った!この人)))))
皆はそう思っていた。
「如何したのぉ~?皆ぁ~」
「何でもありません」
皆は頷いた。