addiction to you~恋はココから始まる~


「はぁ?意味不明。俺はもう戻るから、さっさとテメーも戻れカス」


そう言って背を向けて歩き出した。


そんな事を言われても煌紅は笑っていた。


「何で笑ってんの」

「やっぱり可愛いって思ってさ。あれは、霧々なりの愛情表現だからさ」

「早くしろ。置いてくぞ」


くるっと振り向いた霧々が言った。


少し微笑んで煌紅は霧々の元へ駆け寄った。


お互いに好き合ってる二人。


傍から見ればバカップルにも見える。




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