addiction to you~恋はココから始まる~
学園長は倒れている先生に近付き、しゃがみ込んだ。
そして、耳元で呟く。
「……生きているんですか…急所を狙ったつもりだったんですけど…残念」
「がっ、学園長…それは、如何いう意味で…」
倒れている先生が途切れ途切れに言った。
「そのまんまの意味です。貴様等のような下等生物…この世に存在する価値もない。私が何も知らないと思ってるんですか?私をなめるな、下種が」
冷たく静かに言い放つ。
その目は恐ろしく、先生はそのまま気絶した。
「あっ、気絶しちゃいましたか…スミマセン、この人を怪我して気絶しちゃったみたいです。病院に連れてって差し上げて下さい」
学園長は言いました。
2人の先生が駆け寄ってきた。
「宜しくお願いしますね」
ニッコリと笑い、見送った。
「…逝ってらっしゃい」
そう静かに呟いた。