addiction to you~恋はココから始まる~
流石に、選手達は驚いていたが走り続けている。
今は、第3走者。
次は頌歌の番。
現在、Dクラスの順位は2位。
第3走者が頌歌の元に走ってくる。
頌歌はバトンを受け取った。
そして、一気に走り出す。
「速いですね、頌歌」
姫は言いました。
「1年で1番らしいぞ」
「私がアンカーで大丈夫でしょうか…」
不安になる姫。
「大丈夫って言ったのは桜だろ、お前なら出来るさ」
緑はニッと笑った。
その笑顔を見て、姫は安心する。
あっという間に鳳明の番。
バトンを受け取り鳳明は走り出す。
順位は今だ変わらず2位。
1位は、現在好調のAクラス。
「常陸院先輩」
「…頑張ったな、あとは任せな」
霧々はそう言い、バトンを受け取る。