虹色の想い
そんな時…
ひとつの感情が
私の中にあった。
芳樹への憧れ…
でもその感情は
とても分かりにくく
好きという感情か…
それとも
ただの憧れなのか…
よく分からない感情だった。
芳樹は皆の人気者で
話も上手で…
カッコィイ。
キラキラと輝いていた。
けど…周。
周のたまに見せる笑顔。
その笑顔を見る度に
嬉しくて…
もっと笑ってほしい…
そう思う自分もいた。
私は02人の間で
揺れていた。