そばにいたくて、触れたくて…
プロローグ.
「ユラ、なんか幸せそうな顔してるね!なんかあった?」



「え?そう?普通だけど?」



「あぁ、分かった。ヒサくんでしょ?私分かるんだからね!隠そうとしても無駄だよ。」



「はぁ…。マナには何でもお見通しか。
はいはい、ヒサですよー」




「やっぱりー!」









私が幸せになるまで、どれだけ時間がかかっただろう。




世間では、短い時間だったのかもしれない。






でも、私にとってはとてもとても長く感じた。







その数々の出来事は今でも、最初から最後まで鮮明に覚えている……
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