王子と姫
だって、好きな人がいるし。
出来れば、ジャックスと婚約をしてゆくゆくは結婚をしたいと思っている。
でも…。
あともう少しだけ、頑張ってみたい。
もしそれでも、無理なら諦めようと最近思っている。
「はぁー…。大変だな…。」
「なにが、大変なんだ??」
「へっ??」
私に話し掛けてきたのは、ジャックスだった。
「何で、ここにいるの??」
「…。別に俺がどこにいようが、勝手だろ。」
「まぁ…、確かに。」