王子と姫



「今日もジャックスに会いに来てくれたのかしら?」


「はぃ♪でも、邪魔みたいだったのでここに来ちゃいました…。」


「あの子も相変わらずよね…、こんなに可愛い子がわざわざ会いに来てくれているのに冷たい態度をとるなんて…、全く素直じゃないんだから。」


「あはははっ…ι」


可愛い子だなんて…、ミラさんに言われた事にはすっごく嬉しいけれど…何だかな。


ジャックスに少しでも振り向いてもらうために、色々と努力をしているんだけれど、肝心の本人は一切見向きもしないからな…。


トホホ…。


私の努力には、意味はあるのかな…。


なんか考えてきたら、悲しくなってきた…。



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