君のハートにバンド★
ガヤガヤと何時も賑わう原宿
さっきから視線を感じる
まぁ私の髪は紅いしピアスが凄いからすぐ“鏡華”だとばれるだろう

気にはしないが…
せっかく久々にオフを貰ったのに有意義に過ごさなければ…
そう思った瞬間後ろから声をかけられた



「すみません」

「…はぃ?」

「あ、やっぱり凪だ!」

「は?」



やっぱり凪だ!と低い声が自分より上から聞こえる
私はその言葉に驚く
何故本名を知っているのか…
メンバーと関係者以外話しては居ないはずだ

疑問に思い私は顔を声のしたほうに向けた
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