はじまり
+出会い…
私の名前は東雲春香(しののめ はるか)ごく普通の高校2年生。
私のブームは屋上で、ひなたぼっこ…いわゆるサボり。屋上は平和…そう思っていたのもつかの間だった。なにか騒がしい。覗いてみると私の目に映ったのは男子同士のケンカだった。1人は金髪もう1人は茶髪だった。
ボーッと見ていたがケンカは終わったようだ。勝ったのは意外にも茶髪の男の子。茶髪の男の子は私に気づいたのか、こっちを見ている。
だんだん近づいて来る…そして私に言った第一声は、
「何見てやがる…」
「さ、サボってたら偶然あなたたちの声が聞こえたから…」
「ふーん…」
「じ、じゃあ私戻るから…」
そう言った瞬間、唇に変な感覚…頭の中は真っ白で抵抗が出来なかった。
時間が経つにつれ状況も分かってきた。…キスされてるんだ…。
「んっ…んんっ」
息が苦しくなってきた。
すると彼はやっと唇を離した。
「ハァハァ…」
「俺は崎元大河。お前は?」
「……えっ?」
「名前教えろっつってんの!」
「あ…東雲春香…です」
「春香…ねぇ」
下の名前で呼ばれた!?女子にしか呼ばれた事ないのに…
「た、大河君は何年生?」
「大河でいいよ。…俺は2年生。」
意外と優しく返ってきた。
「同じ学年だ」
「へぇ。春香2年生なんだ。てっきり1年かと思った」
「何よそれー」
「フッ…冗談だよ」
…わらった…大河がわらったのは今日初めてだ…そして数分前の出来事を思い出した。
「ってか私のファーストキス返してよー」
「反応遅っ」
ツッコミが返ってきた。
「ボケーっとしてるからだよ!………じゃあまたな!」
そう言って大河は私に背を向けた。
私のブームは屋上で、ひなたぼっこ…いわゆるサボり。屋上は平和…そう思っていたのもつかの間だった。なにか騒がしい。覗いてみると私の目に映ったのは男子同士のケンカだった。1人は金髪もう1人は茶髪だった。
ボーッと見ていたがケンカは終わったようだ。勝ったのは意外にも茶髪の男の子。茶髪の男の子は私に気づいたのか、こっちを見ている。
だんだん近づいて来る…そして私に言った第一声は、
「何見てやがる…」
「さ、サボってたら偶然あなたたちの声が聞こえたから…」
「ふーん…」
「じ、じゃあ私戻るから…」
そう言った瞬間、唇に変な感覚…頭の中は真っ白で抵抗が出来なかった。
時間が経つにつれ状況も分かってきた。…キスされてるんだ…。
「んっ…んんっ」
息が苦しくなってきた。
すると彼はやっと唇を離した。
「ハァハァ…」
「俺は崎元大河。お前は?」
「……えっ?」
「名前教えろっつってんの!」
「あ…東雲春香…です」
「春香…ねぇ」
下の名前で呼ばれた!?女子にしか呼ばれた事ないのに…
「た、大河君は何年生?」
「大河でいいよ。…俺は2年生。」
意外と優しく返ってきた。
「同じ学年だ」
「へぇ。春香2年生なんだ。てっきり1年かと思った」
「何よそれー」
「フッ…冗談だよ」
…わらった…大河がわらったのは今日初めてだ…そして数分前の出来事を思い出した。
「ってか私のファーストキス返してよー」
「反応遅っ」
ツッコミが返ってきた。
「ボケーっとしてるからだよ!………じゃあまたな!」
そう言って大河は私に背を向けた。