コンビニラブ
でも、水をあげなければ芽は伸びないはず…
(なんで、駅で会ったこと俺に言わなかったんだ?あいつ、吉野くんのこと…なワケないよなぁ…?)
疑いだすとキリがない。
すると、
これ以上、悩みの種が大きくならぬ様に心がける伸治は、
ここしばらく、意識的に接してきた由衣と、
少し距離をおくことにしたのだった。
さすがに、この変化に由衣も気がついたのであろう。
伸治の携帯には、由衣からのメールや電話が頻繁にかかってくるようになってきた。
そんな中、
ポツンと、ちひろのアドレスを見つける。
(ん?)
開いてみると内容はこうだ。
『この前は私がお泊りしちゃったから、由衣と離れ離れになっちゃったね!ごめんね!』
そして伸治も返信した。
『気を使ってもらってありがと。』
『そりゃー、あんだけメールのやりとりを見せ付けられちゃ、さすがの私も気がつくよ!邪魔しちゃったなあって!まだラブラブなのね〜!まさか、あのネックレス、ふたつとも伸ちゃんにがあげたわけじゃないよね?』
この文を何度も読み直す伸治。
なぜならば、
あの後、由衣にメールなど送っていなかったのだから…
(なんで、駅で会ったこと俺に言わなかったんだ?あいつ、吉野くんのこと…なワケないよなぁ…?)
疑いだすとキリがない。
すると、
これ以上、悩みの種が大きくならぬ様に心がける伸治は、
ここしばらく、意識的に接してきた由衣と、
少し距離をおくことにしたのだった。
さすがに、この変化に由衣も気がついたのであろう。
伸治の携帯には、由衣からのメールや電話が頻繁にかかってくるようになってきた。
そんな中、
ポツンと、ちひろのアドレスを見つける。
(ん?)
開いてみると内容はこうだ。
『この前は私がお泊りしちゃったから、由衣と離れ離れになっちゃったね!ごめんね!』
そして伸治も返信した。
『気を使ってもらってありがと。』
『そりゃー、あんだけメールのやりとりを見せ付けられちゃ、さすがの私も気がつくよ!邪魔しちゃったなあって!まだラブラブなのね〜!まさか、あのネックレス、ふたつとも伸ちゃんにがあげたわけじゃないよね?』
この文を何度も読み直す伸治。
なぜならば、
あの後、由衣にメールなど送っていなかったのだから…