コンビニラブ
アキラが出演してるのドラマも観た。
「あれ?ここ、知ってる。」
ストーリーで使われている場所が、大学の近くなことに気が付くと、
(由衣ちゃん、結局、見に行ったのかなぁ?)
またも由衣のことを思い出していた。
それにしても、
うだつが上がらない役を演じているアキラに、
少し、共感を持って観ている自分が悔しかった。
(こんなカッコイイ男が、こんなあつかいされるなんてこと、あるわけないじゃんか!)
カッコ良さを認めている。
なんだかんだと最後まで観た終わったあと、なんとなくムシャクシャする伸治は、下の店に飲み物とつまみを買いに下りていった。
真っ先にチューハイをとり、スナックの前に立って選んでいると、
棚の上から向こう側に見える、後ろ姿に見覚えが…
(由衣ちゃん?)
伸治は、さり気なく近寄っていった。
「やっぱり。」
「きゃ!」
「久しぶり。」
「し、伸ちゃん。」
由衣は目を伏せがちだった。
それもそのはず、勢いだったとは言え、告白してそのままになってしまっているのだから、気マズイにきまっている。
あの日以来、買い物するにも、伸治が居ないのを確認してから、店に入っているんだとか。
「あれ?ここ、知ってる。」
ストーリーで使われている場所が、大学の近くなことに気が付くと、
(由衣ちゃん、結局、見に行ったのかなぁ?)
またも由衣のことを思い出していた。
それにしても、
うだつが上がらない役を演じているアキラに、
少し、共感を持って観ている自分が悔しかった。
(こんなカッコイイ男が、こんなあつかいされるなんてこと、あるわけないじゃんか!)
カッコ良さを認めている。
なんだかんだと最後まで観た終わったあと、なんとなくムシャクシャする伸治は、下の店に飲み物とつまみを買いに下りていった。
真っ先にチューハイをとり、スナックの前に立って選んでいると、
棚の上から向こう側に見える、後ろ姿に見覚えが…
(由衣ちゃん?)
伸治は、さり気なく近寄っていった。
「やっぱり。」
「きゃ!」
「久しぶり。」
「し、伸ちゃん。」
由衣は目を伏せがちだった。
それもそのはず、勢いだったとは言え、告白してそのままになってしまっているのだから、気マズイにきまっている。
あの日以来、買い物するにも、伸治が居ないのを確認してから、店に入っているんだとか。