コンビニラブ
#5
「え〜!!信じられな〜い!」
「…うん。それは同じ男としても冷酷だと思う。」
伸治は、吉野とアンの二人から批判を受けていた。
「そのメールから何日経ってんの?」
「今日で4日目。」
「彼女にとっては長い4日だろうなぁ。」
「だから、メールは別のヤツからだって!」
「ソレ本気で言ってる?だって二人は親友なんでしょ?話は筒抜けに決まってんでしょ!」
「そーかな?そんなお節介してることなんか、恩着せがましく言わないだろ?」
「ばっかじゃないの!それは伸治くんの場合でしょ!女の子は話すの!てか、そのメール送信した時、ふたりは一緒に居たと思うよ。」
「…」
言葉を無くした伸治は、隣に座る吉野を見た。
「恐いだろ?女って。」
何を信じたものか分からなくなる伸治だった。
今、伸治と吉野とアンは、若旦那に借りたクルマの中に居る。
吉野の部屋のセンスを求めるアンの、ショッピングにつきあうハメになった吉野は、運転手に伸治を指名したのだ。
こんなことでもなかったら、
アンとは気まずいままだった。
「もしかして伸治くん、あんま恋愛経験とかってないの?」
「わるかったな」
「あ〜。ならしょうがないかぁ。」
「なにが?」
「…うん。それは同じ男としても冷酷だと思う。」
伸治は、吉野とアンの二人から批判を受けていた。
「そのメールから何日経ってんの?」
「今日で4日目。」
「彼女にとっては長い4日だろうなぁ。」
「だから、メールは別のヤツからだって!」
「ソレ本気で言ってる?だって二人は親友なんでしょ?話は筒抜けに決まってんでしょ!」
「そーかな?そんなお節介してることなんか、恩着せがましく言わないだろ?」
「ばっかじゃないの!それは伸治くんの場合でしょ!女の子は話すの!てか、そのメール送信した時、ふたりは一緒に居たと思うよ。」
「…」
言葉を無くした伸治は、隣に座る吉野を見た。
「恐いだろ?女って。」
何を信じたものか分からなくなる伸治だった。
今、伸治と吉野とアンは、若旦那に借りたクルマの中に居る。
吉野の部屋のセンスを求めるアンの、ショッピングにつきあうハメになった吉野は、運転手に伸治を指名したのだ。
こんなことでもなかったら、
アンとは気まずいままだった。
「もしかして伸治くん、あんま恋愛経験とかってないの?」
「わるかったな」
「あ〜。ならしょうがないかぁ。」
「なにが?」