コンビニラブ
バイトから戻ると、
ドアの隙間に紙が挟まっているのに気付いた伸治は、ソレを引っ込抜き
恐る恐る広げてみる。
『メッセージ、確かに受け取った!見せたいものとやらが気になって仕方ないので、早急に連絡してたもれ!』
テレ隠しした文面に名前は無かったが、誰が書いたものかは直ぐに分かった。
伸治は慌ててドアを開け部屋に入ると、
必死に作っていたモノを部屋の真ん中にセットして、すぐにアンの部屋にむかった。
ピンポーン!
「あ〜…お疲れさま。」
「今日、コンビニ寄らなかったんだな?」
「だって、ずっと家に居たから。」
「ふーん。(じゃあ、ワイドショー見てたのかぁ?)」
「で!なに?見せたいものって!?」
「ちょっと来てもらっても良い?」
「うん。なんだろ〜!?」
ふたりで下の階へと下りていく間、
余計なことは話さないでおいた伸治に対し
アンは、聞いてもないことをペラペラと喋りはじめた。
「夕方、買い物にでも行こうかと下りた時手紙見つけてね、伸治くんのバイトが終わる頃は、もう、あたしの誕生日だなぁって思って、な〜んか、ずっと楽しみだったんだ〜。だって、ちょうど仕事もなかったから、誰にもお祝いしてもらえないなぁって思ってたからさ!手紙見て嬉しかったよぉ。ありがとね!なんか、手紙って嬉しいよね〜やっぱり!気持ちが伝わるってゆーかさぁ。」
「ごめん。ただ単に、メルアド知らなかっただけなんですけど…」
ドアの隙間に紙が挟まっているのに気付いた伸治は、ソレを引っ込抜き
恐る恐る広げてみる。
『メッセージ、確かに受け取った!見せたいものとやらが気になって仕方ないので、早急に連絡してたもれ!』
テレ隠しした文面に名前は無かったが、誰が書いたものかは直ぐに分かった。
伸治は慌ててドアを開け部屋に入ると、
必死に作っていたモノを部屋の真ん中にセットして、すぐにアンの部屋にむかった。
ピンポーン!
「あ〜…お疲れさま。」
「今日、コンビニ寄らなかったんだな?」
「だって、ずっと家に居たから。」
「ふーん。(じゃあ、ワイドショー見てたのかぁ?)」
「で!なに?見せたいものって!?」
「ちょっと来てもらっても良い?」
「うん。なんだろ〜!?」
ふたりで下の階へと下りていく間、
余計なことは話さないでおいた伸治に対し
アンは、聞いてもないことをペラペラと喋りはじめた。
「夕方、買い物にでも行こうかと下りた時手紙見つけてね、伸治くんのバイトが終わる頃は、もう、あたしの誕生日だなぁって思って、な〜んか、ずっと楽しみだったんだ〜。だって、ちょうど仕事もなかったから、誰にもお祝いしてもらえないなぁって思ってたからさ!手紙見て嬉しかったよぉ。ありがとね!なんか、手紙って嬉しいよね〜やっぱり!気持ちが伝わるってゆーかさぁ。」
「ごめん。ただ単に、メルアド知らなかっただけなんですけど…」