あたしの好きな人はお兄ちゃんの友達
間宮さんが、喋ると胸がドキドキする。




あたしは、簡単な人間だな…


この位で、好きになるんだから。


でも、人間はいつどこで恋をするかは、分からない。



あたしは、たまたま今日この時に、間宮さんに恋をしたんだ。



「何かよ、間宮さんって言われるの違和感感じるな。」



「確かに、俺も伊東さんに違和感あるわぁ~。」




「そうなんですか??じゃあ、何て呼べば…」


「俺は、大輔くんで良いよ。」


「じゃあ、俺は女友達に呼ばれてる愁ちゃんで良いよ。」


「じゃあ、大輔くんと愁ちゃんって呼びますね。」




あたしは、それから間宮さんの事を愁ちゃんと呼び、伊東さんの事を大輔くんと呼ぶようになった。


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