ジャンク・ジャンキー

 
「うわっ、きったねー」


 男子も横目であたしを見ていく。

 そして笑う。

 なんなの?

 なんでみんなして、、、

 
 あたしの居場所はどこにもない。


 家に帰ったって親戚の人達に冷たい目で見られる。

 どっか行けとでも言わんばかりに。

 そりゃそうだ。

 誰だって人殺しの娘を預かりたくはないだろう。



「うわっ、ジャンキーじゃん」

「ほんとだぁー」

「何しにきたんでちゅかぁ?」





 
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