メトロポリタン・メロンティー・メロンシティ
実はですね……
先ほど薫がノックした部屋、中に人がいたんですよ。
そう、彼。
黒ぶち眼鏡の髪がバーコード。
コーンのジャージ姿、中年メタボリック。
この人が二階の左端の住民、横森 美紀夫。
なぜ、彼は出なかったのか。
それには理由があった。
人間恐怖症なのだ。

さぁて。
薫はどうやって、美紀夫と関わっていくのか?
住民表は完成するのか?
これは見物ですね。
ねぇ、皆さん。


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